26 September, 2011

スケートボードの神様

22日の木曜日に、sidewalkの新しいビデオの試写会があり、
ロンドンの映画館に見に行きました。

このビデオの見所は次回のブログにて。

試写会の後、Free Booze!!ってなわけで、
タダ酒を飲みにパブへ直行のはずが迷う(笑)
このタダ酒、ビデオのスポンサーのnike様のお陰です・・

でも実際、パブにいたスケーターのほとんどがvansだったという・・
でもnikeはお金持ちだしね!(笑)

次の日は朝の6時に起きて、デンマークに行かないといけないのに、
まあまあ、酔っぱらいましたよ。

お陰で二日酔いで空港に向かい、飛行機の中でぐったり。
友達がビールという言葉を発するたびに
「今はその言葉を聞きたくない」
と死んだ魚の目で訴える私。

デンマークは前回と同じコペンハーゲンへ、そして同じホステルに泊まり、
volcomの大会に行ってきたのですが、
この大会はヨーロッパ各地を巡ってきて
最後のfinalの大会でした。

volcomはお金持ち(笑)なので
各地の大会で上位に入った人たちは
volcomから招待されてfinalに来ました。
つまり旅費も宿泊費もタダ! (日本でも大会の賞金としてアメリカ大会招待!ってあるね)

各地で行われた大会も、このfinalで行われた一般の部の大会も
エントリー費はタダです。
それに加えてTシャツと帽子が参加者全員に渡され、
free foodとfree drinkです。

アメリカで行われる大きな大会では普通なのかも?しれませんが
私が今まで日本で経験してきた大会は
すべてエントリー費がかかったので、
誰でも気軽に大会に出れて、隠れた才能を発見できたり、スケートがもっと楽しくなるというのはとてもいい事だなと思いました。

そんなこんなで大会の後にまたまたfree boozeがやってくるのですが
もう体がビールを受け付けません(笑)
そしてsidewalkのビデオの試写会もありました。

そしてそして
何気なくベンに友達を紹介され、
「なんか知ってる気がする」と思いながら
「nice to meet you!」と握手をしながら挨拶したら
その友達が「hi!」といいながら両頬に挨拶のキスをくれました!
 こうやって、ちんちくりんなアジア人に気さくに接してくれる人に対していつも感動するので
「わあ、ありがとう!」って言ったんだけど、
その彼の彼女もとっても気さくな人で、その彼の友達もとっても優しかった。

そしてその後少ししてから
「トムペニーにキスされたね!まるでサインのようだね!」とベンに笑顔で言われて
「えええええええ!!!!!トトトトトト、トムペニー!?」
と、冗談なしにこのリアクション
さっきの友達はトムペニーだったのね
でも気づかなくてよかったのかも
お陰で自然にふるまえた
知ってたらほっぺにキスされたときに失神してたわ

ビデオで見ていたトムペニーは
スケートしてるから横顔ばっかり記憶に残っていて
「なんか見た事あるなあ」と思ったのはベンと話してるトムの横顔を見たから。
挨拶したとき、正面からの顔をまじまじと見て
「気のせいかな」なんて思ったんだけど
気のせいじゃなかったんだ。

そしてベンが彼のまねをよくするんだけど
本当に声が低くてそっくりだった(笑)

その後何度か彼を見かけたけど、
これ、本当に不思議でね、
トムペニーの周りの景色が霞んで見えるんだよ
周りの動きががとってもスローになるの
そんで彼の全体の淵、輪郭がぼや〜っと鈍く光って
まるでトムペニーだけ浮き上がって見えるんだよ

周りはパブでたくさんの人でとてもうるさいのに
トムペニーを見てると
周りの音も聞こえなくなるような感覚になるんだよ

信じられないだろうけど
とても不思議な感覚だった

誰でもオーラを持っているって
前にテレビで誰だか特殊な能力の持ち主が言ってた気がするけど
トムペニーは、特殊な能力を持っていない私にも明らかに感じれる程
ものすごいオーラを持っているんだよ

トムペニーは
スケートの神だ!

ベンが
「今までたくさんのスケーターを見てきたけど
天才だと感じたのはマークゴンザレスとトムペニーだけ。
トムは本当に天才なんだよ。彼はイギリス人の誇りだよ。」
と言っていた。

私はスケート歴はまだまだだし、知識も少ないけれど
トムペニーのすごさはその存在感で感じる事ができたよ。

トムペニーとルーングリフバーグとベンとケビン

トムペニーがベンに
「あの子はベンの彼女なの?日本人?? 」って聞いてきたから
「そうだよ、何人だと思う?」って聞きかえしたら
「日本人でしょ」ってトムペニーが答えたって。

今までロンドンでどんだけ「ニィハオ!」って言われてきたか。
やっぱりトムペニーは天才だ。

帰り際、
トムペニーがキスしてくれた両頬をさすったあと
「スケートがうまくなりますように」
といいながら両足と足首をさすった、馬鹿なわたしです。

あれは夢だったのだろうか

2 comments:

  1. 今度ちょっとホッペ貸せや。
    ペニーの奥さんはアルゼンチンかどっかの人なんだっけ、彼もすでにお父さんなんだよ。

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  2. しましま23/10/11 17:34

    えええ!?子供いるの??それは知らなかった!!
    長いこと具合がよくなかったみたいだけど、デンマークで会ったときは元気そうだった^^
    お相手の女性もとっても素敵なオーラを放っていたよ~
    コペンハーゲンのパークのボールの深さ、何メートルなんだかわかんないけど、今まで出会ったことのない深さなのね 2階くらいの高さかもっとなんだけど
    そこでのルーングリフバーグの滑りが激熱だったよ・・

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