17 February, 2014

The Unicorn - Girls skate Contest 2013

昨年の七月の話しですが、ロンドンのマイルエンドスケートパークで、
二人の女の子スケーター主催のイベントがありました。
昨年の夏はいい天気の日が続いて、この日もとても日差しが強くてイベント日和でした。
私は相変わらずボテボテスタイルですが、楽しいからよし!こっちに来てから気にしなくなったよ。下手は下手なりにのびのび滑ってます。それでいいよね。



結果はこちら
















アマ部門でまさかの三位入賞しました。予想していなかったのでびっくり!
この大会の数ヶ月後にあったUKchampionship2013(こないだブログにあげた動画)では五位入賞して、これまたびっくり!賞金をもらいました。
30歳すぎて、まさかこうやって表彰されるとは思ってもいなかったので、とても嬉しかったし、私の「スケートは楽しい!」っていう姿が他の人にも伝わっていたら嬉しいです。今年の夏も開催されるといいな。

04 February, 2014

風邪の話し。

二月に入りました。
ここ最近、朝晩ぐんと冷え込み春の訪れを気配をまったく感じません。
二月って、一番寒くなる月なのかな?

最近日本でインフルエンザが流行っているみたいですね。
英国はどうなの?と日本に住む友達に聞かれましたが、大風邪をひいても病院にいく人が少ないので、それがインフルエンザだったのか、大人の風邪(いわゆる寝込む風邪)だったのかわからないので、私の周りでインフルエンザにかかったという話しは耳にしていません。

大風邪と言えば、
年末にベンサンが大風邪をひいて4日間程寝込んでたのですが、
私もそれをもらってしまい、新年二日から仕事だというのに、一日元旦は熱で寝込んでしまいました。
翌日は、ふらふらしながらも掃除の仕事を終えたのですが、それ以来ひどい咳に悩まされて、夜も寝付けないし夜中咳で目が覚める。
早朝の仕事に行くのに早く寝たいのに、咳で眠れなくて、毎日がしんどい。
そんなことを二週間続けていたのですが、体力も限界・気持ちの面でも限界を感じ、
walk in centre(ウォークインセンター)という、予約なしで診てくれる病院に行きました。
(国が運営するNHSのかかりつけの病院は事前に予約が必要なのと、予約日まで待たないといけないので、当日診てくれるwalk in centre というNHSの病院があります)

「予約はいらないけど、ちゃんとは診てくれないよ、医師不在の病院だから。看護師さんが症状を判断して薬を処方してくれると思う」とベンサンから聞いていたのですが、
実際は医師がいた!!医師が診てくれた!! けれど、まあかなり簡単な感じ。
かかりつけ医の方が、じっくり診てくれて話しも聞いてくれるって感じかな。

私はなにか強い咳止めを処方してもらって、夜ぐっすり眠れたらいいなあと思っていたのですが、医師の診断結果は、
「ぜんぜん問題ない。あなたの咳はこの寒さから来るものでしょう。
レムシップ(英国人お得意のお湯に溶かして飲む風邪薬)たくさん飲んだらいいよ。」 以上。

えええええ、なにも薬処方してくれないの?
また今晩も咳で眠れないのか・・と、思ったらがっかり。
捨て猫のようなまなざしで先生を見つめながら、
「でも、夜眠れなくて、仕事に支障があるんです・・」
と訴えたけれど、

それに対して先生は、
「それじゃあ、寝る時胸にヴェポラップでも塗ってみたら?楽になると思うわよ。」 
以上。

そうだよね、なんでも薬に頼っちゃダメだよね。
日本にいた時は、病院に行くとこれでもか!ってくらいいろんな種類の薬を飲んで
風邪を治していたから、つい薬に頼ってしまう自分がいます。

そんなこんなで咳を引きずったまま、三週目。
まだ咳してる。

四週目、咳の回数が減り、夜眠れないことはなくなったけれど、
仕事中にけっこう咳き込むので、お仕事仲間から
「まだ咳してるの?ひどくなってない?」と心配されたりしながら、
1月最後の週。
だいぶ咳も落ち着いてきたな、と思っていたら、
なんか気分が悪い。
夕方の仕事前に食べたモノが悪かったのかな?と思いながら寝付くも、
どんどん胃がキリキリ痛くなって、どんどん気持ち悪くなるので
起き上がってトイレに行くも、上からのリバースは無し。
部屋のゴミ箱にビニール袋をセット、枕元にコップ水。
病弱だった幼少期〜10代の歴史があるおかげで病気慣れしているので(笑)
具合悪いながらも自分でセッティング。
いつでもリバースできる状態にして、準備万端。
明日も朝の五時起きだからなんとしてでも寝ないとと焦りつつも、
これまた病気慣れしてるからわかるんだけれども、これは明日仕事無理だな、ってのが感覚でわかる。
で、結局5回程、夜中にリバース。
辛かった〜、本当に辛かった〜。
その夜、具合悪い私は一階の居間のソファベッドで寝ていたのですが、
私のリバースノイズがあまりにも部屋に響いたようで(笑)真上の寝室で寝ていたベンサンはびっくりして、様子を見に飛んできてくれました。

その後も、調子がよくなる気配は一向に感じられず、熱は38.7度。
39.0度じゃないってだけマシ!まだいける!とか思いながらも全身の関節と筋肉が痛む。

朝五時半、
「今日は体調悪くて仕事できません。」
朝の仕事場所へその一言を伝えるために、ゴミ箱抱えて向かいました。
電話をすればいいと思うでしょ?でも、朝五時半に電話をしても留守電になってる可能性があるし、もし留守電になってなかったとしても、唯一その時間に出勤するケアテイカーさん(学校の用務員さん)は電話にでないと予想したからです。

このケアテイカーさん、たまにどこにいるのか見つけられないときがある!!
でもその朝は無事に彼を見つけることができて、
「ごめんね、今日私多分働けないわ・・」と伝えたら、私の見た目がかなり病的だったのか、状況をよーくわかってくれたみたいで「そうかそうか、いいよ心配しないでゆっくり休むといいよ。」と言ってくれました。

そのあと、その彼は私の所属するオフィスに電話をして
「彼女(私)そうとうやばかったよ。かなり辛そうだった」と話していたそうな。

この自称病気なれしている私が「これは辛い、かなり辛い」と思ったこの意味不明な体調不良。発熱、発熱に伴う関節&筋肉の痛みと腰痛、ふとあの言葉が頭をよぎる・・
インフルエンザ!
でも、今までなんどもインフルエンザになったけど、一度もこんな激しい胃痛と嘔吐を伴ったことはなかったので、何とも言えない不安。そしてまだ痛い胃!!

家から歩いて徒歩二分の場所にかかりつけ病院があるので、緊急で当日診てもらえないかお願いしたところ、当日予約がとれました、午後の三時。
そして電話した時はまだ朝の八時。
後何時間、この辛いのを我慢したら、先生に診てもらえるんだろう?と何度も時計を見つめては「まだ12時か」「まだ2時か」と恋いこがれる恋人とのデートを待ちきれない!以上に、待ちこがれ、なんとか診察してもらいました。
診断結果、やはりインフルエンザ。

今の日本だったらインフルエンザ診断してタミフル処方、になるのかな。
私を診てくれた先生は「イブプロフェンとパラシータモを交互に飲み続けて見てね。」
以上。薬の処方なし、自分で↑買ってね!スタイル。

というのも、イブプロフェンとパラシータモは市販されています。
医師が処方すると、一種類の薬につきおおよそ£7.50-かかりますが、(診察は無料ですが処方された薬は有料です)
市販で売られている 価格は、平均50p!!(私の近所のスーパーは25p)
£1以下の値段をわざわざ£7で買うのはもったいないですね。
というわけで、医師の優しさゆえの「自分で買ってね」スタイルだった訳ですね。

ちなみに以前、他の症状で伺った時、市販の薬を何個か試したけど効かないと伝えたら、強い薬を処方してくれました。
病状と場合によるのね。

てなわけで、家に帰るころには胃痛が自然と和らいでいたので、フルーツを食べてさっそくパラシータモを飲んでみると、あれよあれよと熱が下がり、関節や筋肉の痛みも和らぎ、ぐっすり眠ることができました。
目が覚めたら今度はイブプロフェン。

熱は薬で下がっただけなので、時間が経つとまた寒気が・・
その後、薬の'二勤交代'を繰り返し、結局寝込んで四日目に、復活しました!
今回は本当に辛かったわ〜。
ベンサンには「(具合が悪くて)顔が真っ白だよ、ついに君も白人になったのか」と笑われましたけど(笑)
こんな時にもユーモアを忘れないベンサンに感謝。具合悪いのに爆笑したわ。
一昨年の事ですが、オックスフォードで診てくれた先生は凄く優しくていい先生だったけど、私が具合悪いってのに、私の当時の苗字を見て「ワタナベラビットって知ってる?」って嬉しそうに病気の研究に使われるウサギの話しをしてくれたのをふと思い出しました。
具合悪いときこそリラックス。よくベンサンに言われる言葉。
冗談言ってリラックス、ウサギの話しでリラックス、そういうことなのかな。
そういうことにしておこう。
薬よりもよっぽど体に良さそうです(笑)

最後に、今回お世話になったお薬さん達の紹介。

イブプロフェン ASDA価格 25p

パラシータモ(カプセル) ASDA価格 45p

職場で一緒に働くリンダが事あるごとに、「パラシータモを2錠飲みなさい」って私に言うんだけど、今回本当にその効きのよさに感心しました。
英国にいて、大風邪ひいてインフルエンザかな?と思ったら、この二つを'二勤交代'してみてね。お水もたくさん飲むように!そして睡眠がなによりも一番大事ですね。


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