先週、ヨークシャーに引っ越して来ました。
今までロンドンのカムデン、オックスフォードのジェリコと、
思いっきり観光地のにぎやかなところで住んでいたので、
ヨークシャーの私の引っ越してきた町は住宅街で、落ち着く環境です。
しかしながらアジア人は激減、住まいである町の中心地では
なかなかアジアの人にお目にかかりません。
ちなみにこちらで言うところの「アジア人」は、インドや中近東を含みます。
ちなみに関連で、私達のいう「オリエンタル」って、
例えば「オリエンタルな顔」っていうと、私のイメージだとスペイン、中近東、ギリシャなどが混ざったような、どこの国の人かわからないような、神秘的なイメージがありませんか?
英国人のいう「オリエンタルな顔」っていうのはまざに東洋、私達のような顔をさすんだそうです。つまり、自国からかなり遠くの国=オリエンタルになるようです。
場所が変われば意味も変わる、確かにそうですね!
今日町にベンと二人で行った時に、
とある中年夫婦に「タイ ブライド」と
面と向かってというより、通り過ぎざまに言われました。
要は
「女(この場合、私)を金で買ったんだ」と言うわけですね。
タイ=タイのことで、ブライドは=花嫁ですね。
私はタイ人ではないですが、この場合は「金で買われた女」のことを指すみたいです。
しかし意味を考えてみたらわからなくもないですが、「タイブライド」って言葉、タイ人を侮辱してません?
そういう態度も腹が立ちますけど、女を金で買って結婚したのかって、
面と向かって言うならまだしも、通り過ぎ様に。
根性無しですね。
私はネイティブではないお陰で、今まで人種差別的な事を言われてきたかもしれませんが
ほとんど聞き取れてないので、運良くシカトできてるわけですが、
ベンにとっては聞きたくなくても聞こえてくるわけですね。
ベンはその二人に対して「聞こえたけど、なにか?」って言い返してました。
そこでやっと「あ、何か言われたんだ」と私は気がつきました。
その二人は顔を真っ赤にしてうつむき、そそくさとその場を後にしたわけですが、
そんな気持ちになるなら口に出すなよ〜って(笑)
あきらかに悪気があって言ったわけではない、とは言い訳できない単語ですよね。
私の見た目がもっと年相応であったら、
きっとこんなこと言われないのかもしれない。
外国人である以上、他の言い方で嫌みをいわれることもあるかもしれないけど
いい人達もたくさんいるので、くよくよしないで思いっきり外人としてヨークシャーで
頑張ってくしかないですね。
日本で頑張っている外国の方達は本当によく頑張っていると思います。
コンビニでカタコト接客されても、バカにしたりしないで、「ありがとう」って一言声かけてあげてください。
外国人にはその感謝の一言がそこの国で生きるための励みになります。
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