28 November, 2011

MOvember

イギリスへ戻ってきました。
日本はやっぱり一番だと実感する毎日です。

帰ってきてから時差ボケがひどく、丸マル二日間寝っぱなしでした。
昔だったらこんなことなかったのに・・これがいわゆる「年をとったなあ」ということなのですね。

一昨日の土曜日に、引っ越し先の家の鍵を取りにオックスフォードまで行ってきました。
ベンの友達の家の一部屋を借りるのですが、その友達はオックスフォードのスケートショップの店長さん。

そのお店の名前はSS20というのですが、
これぞ理想のスケートショップ!といった感じ。
ここのお店は何でも揃っている!!
SS20 in oxford


ちなみに、私の好きなスケートショップ像はもっときったなくて雑多な感じなのですが(笑)↓こんな感じね
three amigos in camden

で、SS20はゴリゴリからスタイリッシュ、スタンダードなもの
どんなタイプの方にも対応しております。
広いし綺麗。
パレス、ラブンとランドスケープの7.5ってなレアなサイズもあって、
オーリー強化月間で近いうちに手に入れようかと思っています。
7.5は小さすぎるかな。

日本に持って帰ったスレイブの板は、重量の関係で
持ち帰る事を断念・・
そして今回パレスのオリートッドモデル(バウンティ号の絵)を買いました。
8インチなのかな?でもちょっと細い!
ノーズが短く感じるのは気のせい?キックが強いだけかな?

SS20の店員さんが、これまたベンの友達で(もう誰もがベンと友達なんではなかろうか)
店員さんがまだ12歳くらいだったころからの知り合いらしいのですが
その彼が金髪の口ひげを生やしてるんですね
顔に似合わずと言ったら失礼だけど、
いわゆるmoustacheムスタッシュっていう髭なので、けっこう似合うか似合わないか
はっきり言えちゃうタイプのやつです
かわいいムスタッシュちゃんを参考に
なんでもMOVEMBERモーベンバーという
男性特有のガンに対する認知度をあげよう&意識を高めて健康管理をしようといった
キャンペーンらしいです

そのときベンから聞いたのは
「11月の一ヶ月間、ヒゲを剃ること無く生やし続けられるかみんなで賭けをする。
生やし続けて掛けに勝ったら、そのお金をガン患者のための活動団体へ寄付をするんだ  よ」
という内容。

「じゃあ、賭ける人がいなかったらどうするの?一人で勝手に生やして
生やし続けられたら自分のお金を寄付するの?」
と私が聞いたら、
「どうだろうねぇ」
と、ベンは困った顔していたよ(笑)

ググってみたら、その答えはここにあった!
MOVEMBER(このリンクから詳しくはどうぞ)
ベンの言ってた内容とはちょっと異なってたみたい。

友達の家にこんな腕輪があったよ。
changing the face of men's health
リンク先の記事に書いてあったけど
髭を伸ばすと顔は激変するので、
周りの人は「なんで髭伸ばしてるの?」と聞く
そこでmovemberのキャンペーン、男性の健康に対する意識を変えよう!
という説明がされ、男性特有のガンや健康意識の薄さへの危機の認知度を高めていこう
というわけですね。

このブログもmovenberキャンペーンの活動の一部として役に立てたかな?

日本では仕事の都合で髭を伸ばすのって難しいけれど
せめて「接待禁止月間」というモノを作って、お酒を飲まない月間を作ったらどうだろうね?
接待で飲む酒って、体には有害だと思うよ。
飲みたくて飲むお酒は接待酒よりもいくらか健康にいい影響を及ぼしてると思う(笑)
もちろん、飲み過ぎはよくないけどね。

マットもお酒はほどほどにね。


11 November, 2011

in progress


More Skateboarding Videos

いつもお世話になっております、イギリスのスケート雑誌「SIDE WALK」から新しく出たDVDの話し。
ビデオのタイトルは「in progress」 英語の意味は進行中とか発展中という意味。
撮影期間は約3年間(2009〜2011)
試写会が9月の後半にあったんだけど、ギリギリまで撮影していて、このビデオの最後のトリックは
まさに最後の最後に撮れた映像。

ずっとアメリカの雑誌とアメリカのビデオばかり見ていた自分にとって、
ヨーロッパのスケート動画って、どこか芸術的な要素というのか、
一つの日常の流れにスケートシーンが紛れて映し出されてるような見せ方が多い気がします。

アメリカのビデオってどこか「ドカンと百発!」って感じの見せ方と言うか、豪華と言うか・・あくまでも個人的な意見なので
不快に感じさせたらすみません。

なんかヨーロッパのほうがもっと深い意味を想像させるような作り方と選曲が多いですね。
ビデオ見た後、「アガったー!スケートするぞ!」っていうよりも、なんか一本の映画を見た後のような、
なにかを考えさせられてしまうような、そんな感じです。
だから、人によってヨーロッパのビデオは退屈に思われるかもしれないですね。眠くなるというか(笑)

そういうことをふまえた上で、この「in progress」を見てもらうと、
もう少しヨーロッパのビデオも楽しんでもらえるのではないかと思います。

このビデオのteaserが上の動画です。
長いバージョンが無いので、あまり内容を把握しにくいと思いますが、
それぞれのパートのはじめに、そのスケーターの産まれた場所/育った場所/ゆかりのある場所/が出てきます。
一番はじめに出てくるバーニーペイジは河で友達と船を漕いでるシーン。
場所はデボン州というロンドンより下の方、田舎町です。
一緒に漕いでる友達とは子供の頃からのつき合いだそう。その友達もビデオの中で滑ってます。
バーニーは前は長いズボンでスケートしていたんだけど、半ズボンで滑ってみたらその動きやすさに気づいてしまい、
今では半ズボンじゃないと滑れないんだって。

さらに真ん中らへんで出てくるショーンスミス。
彼はミルトンキーンズという町で育ったのですが、ミルトンキーンズは今は寂れてしまって治安もあまりよくないんだそう。
こっちにきてよく聞くのが「貧しい町で育って」とか、「治安が悪くて友達はみんな刑務所」とか
そういう生い立ちのスケーターの話し。
日本でそんなに貧しい子っている? 貧し過ぎて犯罪に走るのよ、子供の頃から。
スケートボードに希望を持ち、スケートに救われて犯罪者の道へ進まなかったとか、
まわりのスケーターが貧しい子達へ板あげたりしてサポートしてる
有名なスケーターになったけど、家族を養うためにスケートボードをしながらも仕事を掛け持ちしている人もいる。
そしてそういう生い立ちの人はたいてい「いつも笑顔」でこう言う

「だって、くよくよしてたらもったいないじゃない?」

同じ長さの人生を歩むのならば、自分の生い立ちについて卑屈になって恨むよりも
前向きに考えて笑って生きた方が楽しいじゃない!ってこと

そんなスケーターもいたかと思えば
この人もビデオの真ん中くらいにでてくるかな、ベンノーベルバーグというスケーター
彼のおばあちゃんはお城をもっているらしい。
超金持ち!!!!人生で一度も働いた事がないとか・・。
そしてお顔立ちも超セレブ!!!!!!!

その他にも
トムハリソンってスケーターのパートでは、ハンドレールとかステアでのトリックは一切なし
彼は自分で事業を起こしていて、仕事がなんたって忙しい!!(らしい)
飲み会があっても必ず「明日仕事だから」といって途中で帰る。
日本にもいるよね、毎日残業、土日は家族サービスで週一でスケートできるかできないか・・っていう人。
それでもスケートは続けてる。

イギリスではまだまだスケートだけで食べている人は少ない
とにかくこのビデオにはいろんな種類の人達が出ていて
みんなが自分なりのスケートをしている

イギリスは日本と似ているところも多いかな


最後のパートは、私の大好きなハリーリンテル!
このビデオでその場面が出てくるけど、彼は顔打って前歯が無い。
その当時は、前歯無いのが恥ずかしくて、手で口を抑えながらしゃべってたんだとか。
彼はどこかトムペニーに似てるとこがあるって、ビデオ制作者が言っていたよ。
いつも石になってるけど、その脱力感のスケートスタイル。
試写会の時に彼女と来ていたけど、あんまりワイワイ騒ぐタイプではないみたい。
彼のパートは見物。

私の中ではトムハリソンのパートと曲がツボです。


このビデオの編集をしたベンとライアンそしてケビン、彼らの人間性がこの映像に現れています。
その映像はまるでスケーターを応援している彼らの温かい眼差しを通して見ているような、
なんだか懐かしくて幸せな記憶を思い出しているような。

温かい眼差しでスケーターへエールを送る、このビデオのタイトルは「発展中」
この次のビデオのタイトルは何になるのでしょう?

10 November, 2011

cantelows skate park.


More Skateboarding Videos
私の住んでいた家から約5分程のところにあるスケートパーク。
カンテロウズという名前です。
場所はカムデンロード沿いにあります。

カムデンは、ガイドブックには必ず載っているでしょう、
パンクロックなイメージで有名な町です。
カムデンタウン駅から降りてカムデンロック(ロックとはLOCK=河という意味です)に向かうと
その辺一体にまるで原宿竹下通りのような雰囲気のお店がたくさんあります。

そのまま直進すると、チョークファーム駅がすぐ近くにあり、ここからはポッシュ(高級感漂う感じ)な雰囲気のお店が並び
そのまま更に歩いて行くと、プリムローズヒルという公園があります。このへんは高級住宅街です。

カムデンタウンで、観光客で溢れかえるお店がにぎわっている範囲は広くなくて、あるものもお店(しかもパンクやサイバー、エスニック)だけ。

私のお家は、チョークファーム方面ではなく、その道の右隣の大通りをのぼって行くと、徒歩10分程度のところにあるケンティッシュタウン駅のすぐ側に住んでいました。この通りをそのまま上に進んで行くと、とっても大きな公園ハムステッドヒースがあり、その公園の周りは高級住宅街。

動画のスケートパークは、この通りのさらに右隣の大通りカムデンロード沿いにあります。カムデンロードをのぼって行くと、これまたちょっといいとこの人達の住む住宅地。
(イメージとしてはカムデンタウン駅から放射状に3つの大通りが上に伸びて行っています。)

カムデンタウンは、ゴミだらけでいつも人で溢れかえり、
金曜の夜ともなれば、たくさんの若者が道端で大騒ぎ

ケンティッシュタウンはそこまでひどくないけど、けっして良いとこの人たちが住むような雰囲気ではない
かといって治安が悪いということもなく、お店もいろいろあって比較的住みやすいので
パークも近かったし、家賃も安かったからよかったかな。

それでも、毎晩仕事終わって、カムデンタウンの町を歩くのが本当に嫌だった。
心が荒んでいくね

ゴミだらけの道を、疲れた体で歩いていると
まるで自分もこの町の塵とゴミに埋もれて行きそうで
本当に嫌だったよ。

家を引っ越す前の最後の一ヶ月は、なるべくカムデンタウンを通らないように
地下鉄使ったりバスもカムデンタウンで乗り換えしなくていいようにしてました。

日本に一時帰国までの間、約一週間家なしになってしまったので
ベンの家に居候させてもらいましたが
その家の駅前はなにもないし、センターに出るまでも電車で30分くらいかかるので
ケンティッシュタウンはやっぱり便利だなあ、と実感しました。

ロンドンの地下鉄はロンドン中心地から年輪のように距離が離れるごとにzone1~zone8とひろがってゆき
運賃が変わって行きます。
ケンティッシュタウンはzone2ですので、ロンドンのセンターをうろうろするには運賃も安く便利でした。
駅前も大手スーパーの小さいバージョンが何件かあり、夜中すぎまで開いている雑貨屋さんもあります。
昼間だったら、オーガニックを扱うお店も、ドラッグストアもあるし、トルコ食材を扱う大きなスーパー、
レッドブルが破格の安さの値段で買える(日用品が安い値段で売ってる)パウンドストレッチャーというお店もあったり
もちろん銀行もバークレー、ロイズがあり、カムデンタウンまで降りればHSBCやRSBもあります。

ただ、ベンの家に居候してからは、最寄り駅から一本で
マイルエンドと言うスケートパークが近くなり、かなりアガリましたね!

これがマイルエンド

マイルエンドと言えば、science skateboard
と勝手に連想しちゃうのですが、このデッキブランドの主、クリスがここマイルエンドによく滑りにきています。

クリスはめちゃくちゃ素敵な人です!!
とにかく心の間口が広い!といっても彼の事はそんなに知らないのですが(笑)
初対面で英語がボロボロでも気さくに話しかけてくれて、ちゃんと話しを聞いてくれる!!
そしてこのパークローカルはサイエンスのデッキ率高し!!

こちらは同じマイルエンドでのサイエンスバージョン

実は3年前に約一ヶ月間ロンドンへ滞在していた事があります。
その時、ロンドンに住んでいる日本人の女の子スケーターえりちゃんとサウスバンクへ滑りに行った時に
クリスに会っているのです!
覚えてないだろうなあ、と思っていたら、
なななんと、クリスは私の事を覚えていてくれた!!!!!!!
なんとなく「そんな子と出会ったなあ」とくらいでしょうが、とっても嬉しかった〜!!!!!!!

ここ最近は、日本人スケーターのジンくんと仲良くなって、一緒にマイルエンドで滑ってるんだけど、
ジンくんはクリスを含め、マイルエンドのスケーターのみんなと仲良くて
みんなジンくんに対してわかりやすいようにゆっくり簡単な英語で話しかけてくれるんだって。

そりゃ、初めっから仲良くなれたわけじゃないみたいだけど
多分私の通っていたカンテロウズよりは、ローカルの雰囲気もいいと思います。(マイルエンドの方がローカルの年齢層が高い)

今月末にはロンドンへまた戻って
マイルエンドでスケートしたいけど、今ロンドンはサマータイムも終わって、16:00頃には真っ暗みたいです。

動画見てたら、カンテロウズとマイルエンドで滑りたくなってきた。

アメリカもだろうけど、イギリスでもみんなぐっちゃぐっちゃなラインで滑るので(特に子供)
常にいろんな方向を気にしないとぶつかります。

先日八王子行った時に、日本人のマナーのよさに脱帽。
ブリストルの方にある同じくらい大きなパークで滑ってた時に、上からスクーターキッズがいきなりドロップインして来て衝突した事があります。
誰がどっから来るかわかんないので、凄く疲れます(笑)

これからはどんどん寒くなるので、室内のヘメルスケートパークが大活躍するでしょう!

でも、ここ壁がフェンスなので、外と同じくらい寒いんじゃないかしら。
雨の日には大活躍だね。

02 November, 2011

UKSA National Skateboard Championships 2011 – Girls Comp


More Skateboarding Videosお久しぶり!
今日本にいます。
パソコンが壊れているのでブログのアップができません。
まだ壊れたままです。
今、パソコンを借りて書いています。
上の動画は10月の後半にイギリスで行われた女の子のスケートボードの大会です。
一位になったルーシーアダムスのスタイルはスケーター!って感じでかっこいい!(男らしいって意味ね)ルイスもかっこいいね!会ったことあるかな?

日本に帰ってきて思うことは
やっぱり日本が一番だ~!家族と一緒にいる安心感って特別だね。
おかげで体がどんどん健康になっていくのがわかる~!
帰りたくなくなるよね。

明日はちひちゃんのイベントへ遊びに行きます。
スケートの大会です!

首を痛めてしまったので(もともと痛めていたのが悪化した模様)
今後は首や体のことを考えて
更にのんびりスケートになりますが
これからも楽しむよ~♪

では、明日会場で会いましょう!

70年代、まだ世界が地球の環境破壊を危惧していない頃、
彼らは今後の地球の環境破壊を考える歌を歌った(らしい)
この歌聞いていると、電車の中でも足踏みしちゃう歌。

スケビ、in progressの中でこの曲を使ったトムハリソンのパートがかっこいいんだあ。

shimashima times