24 October, 2014

子犬を飼い始めました。

ご無沙汰しまくっております、しましまです。
最近、犬を飼い始めました。ボーダーテリアという犬種です。
多分、ボーダーにレイクランドテリアというのが混じってるんじゃないかと思われるのですが、ボーダーは日本で言う所の柴犬のようなキャラクターの持ち主なんだそうです。
名前はMavis / メイビス 女の子です。写真は生後11週目、うちに来たばかりの時の写真。


飼う事になったのは「犬に関しての費用は私が全部出すから飼わせて!」とずっと犬を飼いたかった私がベンサンに申し出たのがきっかけです。
しかしながら、私のパートの給料なんてほんのちょっと。
本当にやりくりしていけるか不安だったので、子犬を探す前にまず近所の動物病院へ行き、病院にかかるとどのくらい費用がかかるのか、動物保険はいくらか等を確認しました。

治療費についての細かい説明はありませんでしたが、ペットクラブというものを勧めてもらいました。犬の大きさによって額が異なるのですが、毎月一定の額を支払うと爪切りやノミ&寄生虫ケアを無料でしてくれ、万が一治療が必要な時も治療費が20%offになるというものです。
その動物病院だけのオリジナルなものなのかもしれませんが、その金額は月額 子犬コース£9位、成犬コース(体重によって異なる)Mavisの犬種なら大きくても£11くらいです。
これなら月々のえさ代も含めて払っていけそうと思い、飼う事に決めました。

ボーダーテリアは狩猟犬といわれる働く犬の種類で、体も強いと聞きます。
その犬にもよると思いますが、愛玩犬に分類されるチワワなどよりはよっぽとタフなはずなので、なるべく病気知らずで育ってほしいです。

私はこちらのサイトから → Pet4Home から、家の近くのブリーダーさんを探しました。
こちらでは、ペットショップでは絶対飼うなという暗黙のルールがあって、ブリーダーから買います。
そもそも犬や猫を売っているペットショップを見たことないんだけどね。
他にもレスキューセンターに保護された犬達を引き取るという手段もあります。

レスキューセンターで引き取る際、いくらかお金を払いますが、そんなに高くありませんし、去勢手術とマイクロチップ打った状態で引き渡してくれます。
以前の飼い主のしつけや、飼われていた環境、飼い主に捨てられた or 体罰を受けていた等で人間不信になっていたりわがままだったり・・引き取りたての頃はしつけをしなおすのに大変なようですが、レスキューセンターから引き取る人達はたくさんいます。
私たちも一度登録したのですが → DogsTrust ※登録時に、どのような環境で育てる・どの種類の犬を希望するのか等、記入します。
ここは登録は4ヶ月を過ぎると消去されてしまうので、登録以内に条件に合う犬が見つからない場合、また登録しにいかないと行けません。もちろん最寄りのセンターへ直接行って、レスキューされた犬に会うこともできます。


英国に引っ越して来てから、いろんな場所で犬を見かけるのですが
あきらかに日本での犬の扱いと英国での犬の扱いが違うことに気がつきました。
英国で飼われている犬達は、とても犬らしい。犬って本来こういうものなのかな?って思うような、これぞ犬!という風格を持っています(笑)
100%私の勝手な意見ですが、例えば、

・リードなしでも飼い主の横を歩く犬 / リード付けてても落ち着いて横を歩く
・飼い主とバスに乗車する犬は飼い主の足下でとても落ち着いて伏せのポーズ
・洋服を着ていない / ベビーカーみたいな犬用バギーに乗っていない
・飼い主の犬への態度が、犬への態度である (犬を、対 赤ちゃんもしくは人間のようにして 扱っていない)
・主従関係がはっきりしているのが見てわかる


日本では昔、御犬様扱いされたしね(笑)それはまた違うか。
それからこっちは犬好きがとにかく多い。
これもまた文化の違いなのかな。


実際、育犬本を読んでみると、犬のしつけは飼い主の責任の一つ。
犬とは「人間 対 犬」 として接し主従関係をしっかりつくること。
しつけをきちんとしなかった為に、犬が大きくなった時に飼い主がコントロールできず、レスキューセンター行きになるケースもあります。
いくら言う事聞かない犬でも、飼い主のこと大好きなのには変わりありません。もしレスキューセンターに行く事にでもなり、飼い主に置いていかれたと思ったら、とても辛い思いをさせる事になります。
何をしたらいけないのかよくわからないのに、叩かれたりどなられても犬は理解しません。これはいいけど、これはしちゃダメ、ということを私たち人間がしつけを通じて教えてあげることはとても大切です、と書いてあります。

人間も、シェアハウスで一緒に住む事になったら、お互いが気持ちよくいられるようにルールを決めるのと一緒。
犬と一緒に住むのも、お互いが仲良く生活していく為にはルールがないと、犬はやりたい放題で飼い主はその面倒をずーっと見続けないといけません。

犬はしゃべれなくてかわいそう、家族の一員なんだから、犬にも人と同じようにやりたいようにやらせてあげるのが幸せって訳ではないと思います。犬は犬です、何がダメで何がいいのか、人間の価値観とは全く異なるんですよね。

犬は人間の家畜になった初の動物です。私たちとの共同生活の歴史は彼らのDNAに変化をもたらし、こうして人になつくようになりました。
お互いが仲良く暮らす為にも、ルールというなのトレーニングは欠かせないってことですね。

では我が家のHairy Babes Mavis の写真をどうぞ。
Mavis-メイビスが来た初日。生後11週目。
すごく人見知りをしたので、なかなか近寄って来てくれませんでした。


家に来てまだ三日目。
スケートボードに乗せてみたけど恐いみたい。

生後12週目。人見知りで全然そばに寄ってこなかったけれど、
我が家に来て一週間経って少しずつ慣れて来た様子。


まだまだ赤ちゃんだったメイビスも・・↓
生後4ヶ月目(18週目)突入。
かなりのスピードで成長している!




嫌がっていた外の散歩も慣れたし、だんだん隙を見せるようになって来た。
私たちの隣でソファにいるときは、お腹を見せて寝るようになったよ。 
こんな姿まで見せるようになった! 

だいぶ成長したね。
生後五ヶ月突入。体重5キロ。
恐がってたスケードボード。今もまだ恐いみたいだけど、
なんとか乗せて写真撮ったよ。
10月も後半。もうすぐサマータイムも終わります。
夜はすっかり冷え込んで寒いです。


来月生後6ヶ月になります。
昨日の検診での体重測定で6キロ!
このまますくすく育ってね。
女の子ですがとにかく元気一杯で、散歩の時の暴れっぷりは、女子とは思えないパワフルさです。まだまだ子供なメイビスです。
飼い始めの頃は、トイレのしつけでかなり奮闘しましたが、
6ヶ月経ってだいぶ落ち着いてきました。とにかくかわいくてたまらないです。
写真何度見ても飽きない。何度も見ちゃう、かわいいな。

shimashima times