19 October, 2012

冬が来た

ような、寒さです。仕事が夜中に終わって帰り道、寒くてびっくりしてます。
ご無沙汰しております、日本も寒くなってきたでしょうか?

最後にブログを書いたのがいつだか、思い出せないのですが
書いていない間、ただ仕事と家の往復の毎日です。
部屋にこもるのが好きなので、休みの日は一日中YOUTUBE様にお世話になりっぱなしなんてことはよくある話しです。

今月の初めに、ワガママ(今働いているレストラン)の他の店舗から、
お店でイベントをするので手伝ってほしい、と言われ、
電車で約一時間ちょっとの道のりで、バーミンガムのソリフルが最寄り駅の
ワガママまで行ってきました。

そこのお店は大きなショッピングモールの中にあって、
その日はショッピングモール主催のイベントにワガママが参加するというのをお店についた時に知りました。
ワガママと言うレストランは一応日本食を意識してメニュー作りをしているので(笑)
私は日本人という国籍をそのイベントに求められたわけです。

といっても、英語はまだまだ流暢にしゃべれないので(笑)お店につくなりそこを強調したところ、
「大丈夫、私が全部司会進行するので、あゆみは折り紙をひたすら折るのと、
 子供達に紙の帽子(シェフ帽)を配るので、名前を聞いて日本語でその子達の名前を帽子に書いてあげて」
と、お店のマネージャーのハンさん(ベトナム出身)にスパッと言い返されました(笑)
あーよかった、話しが早い。

イベント中は、どこのカメラか知らないけどカメラマンが撮影していて、
キッチン搭載の車を使って、みんなの前で説明しながらシェフが焼きそばをつくり、子供達にも焼きそば作りに参加してもらい、周りにいたお客さん達に焼きそばを無料で振る舞いました。
最後に折り紙を子供と折ろう!となったとき、
私、鶴しか折れないんですね。
で、子供に説明しながら一緒に折らないといけないんだけど、鶴は難しすぎて
「ちょっとむずかしいなー」と子供からつっこまれまくり、
最終的にはみんなの分をひたすら私が折るという(笑)
でもイベント中に紙の帽子を子供達に配りながら日本語で名前を書いてあげてたら
たくさんの親御さんから声がかかって、うちの子にも書いてやって〜って言われて
嬉しかったです。
中には「要らない」の一点張りで拒否した子もいたけど、お父さんに「もらっとけよ〜後で欲しくなるだろ〜」と言われ嫌々受け取ってました(笑)
その子の後にたまたま他のおっさんと目が合ったら、速攻で「オレは要らない」と無表情で言われ、言われなくてもおっさんにはやらないよと心の中でつっこんでみたり、
会場にはいない子供達の分まで欲しいと言ってくれるお母さんがいたり、
とても楽しいイベントとなりました。
お店の人達も楽しんでいました。

イベント後、お店でお昼ご飯を食べていたら、そこのスタッフの女の子が
「ちょっと聞いてよ〜〜〜、さっきさ〜おっさんに
’Sorry love, Can I have a fork please.'
って言われてさ〜、持っていったら
'Sorry love, Can I have a spoon as well?.'
って言ってきてさ、な〜んで一度にまとめて言わないかな〜
ってか、Love Loveって呼びやがって、私の名前はキャットだっつーの!!」
っと、話しかけてきました、みんなで爆笑。
ワーキングクラスの人限定ではないけど、どちらかというとそっち系の人達はよく
相手の事(相手が知らない人でも)をLoveとかDarlingって呼ぶんです、私はそういうの好きなんですけど。
もちろん、キャットちゃんは英国人なので、その事はもちろん理解してるので、彼女のその冗談が新鮮でした(笑)
英国人でもそうやって思ったりするんだなあって(笑)

オックスフォードで働いてると、たまに中年のお客さんに
「Thank you darling」と言われる事があって、なんだか英国の文化に触れてるのを感じ、言われるたびに嬉しくて震えます(笑)
ポッシュらしき人達には一度も言われた事はありません。
ポッシュの人達もしくはいいとこ育ちっぽい人にたま〜に言われる
「indeed」も、初めは聞くたびに震えましたね(笑)わ〜本物だ〜!って(笑)
ロンドンにいた時は、そういう英国文化になかなか触れる事はありませんでした。

ワガママで働き初めの頃に、みんながレモネードと注文するので
その度にスプライトしかないけどいいですか?と聞いてたのですが、
あるとき若いお客さんに
「みんながレモネードって頼む時は、スプライトの事だって理解していいの?」と
聞いたら「そうだね〜、レモンの味がする飲み物ならレモネードっていうね」って教えてもらった時も、嬉しい震えがありました(笑)
英国文化を肌で感じる時は、嬉しくて震えますね。

ちなみに、ソリフルで働くシェフに
「知ってる?英国内のワガママで働く日本人は君だけだよ」
と言われました。
ま、まじすかー!

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